昨日は、「衆議院議員選挙の投開票」と「台風21号の接近」が重なり、行政にとって非常に神経をとがらす週末となりました。
各自治体は、衆議院議員選挙の際の選挙事務を担当します。
四日市市では、昨日の投開票日に1,000人規模の職員が投票所の立ち合いや開票手続きに従事しました。
特に、開票に当たっては、未明まで続く作業となります。
一方で、台風21号の接近により四日市市でも「災害対策本部」が立ち上がり、警戒体制が取られました。
警戒体制には様々な段階があり、昨日は最大で第3次警戒体制となり、各部署の1/2が市役所に詰めて災害対応に当たりました。
第3次体制が取られたのが、20時半からでしたので投票所立ち合いが終わった職員がそのまま災害対応にあたるというケースもありました。
選挙対応で多くの職員が割かれている中、超大型の台風が接近し、相応の警戒体制を取らなければいけないということで、市役所は総動員での対応でした。
災害対応に当たっては、朝の3時40分に第3次体制から警戒初動体制と移行されましたが、それまで災害対応において半数の職員が朝方までの対応に当たったことになります。
その流れで新たな週が始まり、通常業務がスタートしていく訳です。
この様に市民の皆様に対して、確実なサービス提供に向けて市職員は各業務に取り組んでいます。
幸い、選挙事務でもトラブルはありませんでしたし、台風被害においても人命に関わる事象は起きませんでした。
選挙事務、台風対策と大きな事象が2つ同時に重なった週末でありましたが、職員の連携により無事終えることが出来ました。
市長として、全職員に感謝をしています。
今後も市役所が一つになり、それぞれの職員が「四日市市の為に」という強い思いを共有し、市民の生命、財産をしっかり守り、住民サービスの向上に繋げていきます。