四日市市の不登校発生率が、全国、三重県の不登校発生率を上回っている状況が続いています。 国では、病気や経済的理由を除いて、小中学校を年間30日以上欠席している児童生徒を「不登校児童生徒」としています。 四日市市の平成29年度の「不登校児童生徒」は、小学校で97人、中学校で279人となっています。 平成28年度のデータをみると、不登校発生率は小学校、中学校共に四日市市>三重県>全国となっており、ここ数年はこの傾向が続いています。 四日市市における不登校発生率の高さは喫緊の課題となっています。 このことから、四日市市では来年度から適応指導教室の体制を強化し支援の拡充を図っていきます。 本市では現在、不登校児童生徒を支援する拠点として、総合会館にて小学生を対象とした適応指導教室(わくわく)と中央緑地にある勤労者・市民交流センター北館にて小学校5年生から中学生を対象とした適応指導教室(ふれあい)の2ヵ所を開設しています。 この内、勤労者・市民交流センター北館の適応指導教室(ふれあい)については、来年度から勤労者・市民交流センター北館の所管を商工農水部から教育委員会に移管し、当該建物を教育専用の建物とし、来年度夏から相談室や学続きをみる
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