Quantcast
Channel: 森智広《四日市市長》オフィシャルブログ「31万人元気都市四日市に向かって!」 Powered by Ameba
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2329

【市長就任所信表明②】子育て世代から選ばれるまち四日市へ/新たな教育改革を

$
0
0

 今回のブログでは、所信表明の際に発表した7つの基本方針の内、第1の方針である『子育て・教育支援』について取り上げます。

 

==================

 まず、第一の方針として、人口流出都市からの脱却を図る為に「子育てするなら四日市」「教育するなら四日市」という都市イメージ構築に努めてまいります。つまり、子育て世帯に選ばれる四日市となる為に『子育て・教育支援』に積極的に取り組んでまいります。子育て支援、教育環境の改善により、多くの方々から本市を、子どもを育てる場所、居住地として選んでいただける仕組み作りを進めてまいります。ひいては、将来の四日市を担う豊かな人材作りにつなげていきます。

 

本市では、現在中学生までの医療費を無償化していますが、三重県下においては現在のところ、一旦医療機関の窓口で支払いを行い後日同額が還付されるという還付方式を採用しています。しかし、市内に住む子どもたちにどこでもいつでも医療サービスを受ける機会を提供するという制度本来の目的を実現するのであれば、子どもの医療費窓口負担ゼロを実現していく必要があります。そこで、本市独自のシステムを構築し、早急にその実現に取り組んでまいります。

 

また、既に導入を表明している食缶方式による中学校給食についても具体的な取り組みに入っていきます。平成29年度から2カ年で基本構想、基本計画の策定を行い、可及的速やかに食缶方式による中学校給食の実現を図り、給食を通じた食育の取り組みを中学生まで拡大していきます。

 

更に、三重県下で最も多くの保育所の待機児童を抱える本市の現状を打開していくために、私立保育所の設置等をより一層推し進め、早急に保育所待機児童の解消を図っていきます。

 

そして、学力、体力の向上に向けた四日市独自の取り組みも推し進めていきます。まず、小中学校の普通教室へのエアコン設置を具体化し、学習環境の改善に着手していきます。加えて、授業の組み替えや授業コマ数の増加等まで踏み込んだ本市独自の教育プログラムの構築を行っていくため、総合教育会議の場で議論を進めていきます。

 

スポーツ振興、文化振興にも積極的に取り組んでいきます。スポーツにおいては、平成30年に全国高等学校総合体育大会、平成33年に三重とこわか国体が開催されます。本市においても多くの競技の実施が決まっており、現在中央緑地、霞ヶ浦緑地において体育館等のスポーツ施設の整備を進めております。これを機に大会会場を中心に本市のスポーツ環境の充実を図り、スポーツを通じた教育やまちづくりにも取り組んでいきます。また、各種大会の誘致にも積極的に乗り出し、スポーツ観光にも力を入れていきます。さらに、国体に合わせ選手育成が強化されている各種競技団体に対してもトップアスリート育成支援を行っていきます。

 

文化においては、三浜文化会館の開館によって市民の皆様が芸術や文化に触れる機会や活動の場を増やしていけると考えております。文化とは、それに関わる人々の人間的深みを醸成するものであります。昨年、ユネスコの無形文化遺産に登録された「鳥出神社の鯨船行事」をはじめとした伝統文化への支援を含めて、文化都市四日市を目指した取り組みを進めていきます。

==================

 

 次回ブログでは、第2の方針となる『産業振興』について取り上げます。

 

≪関連ブログ≫

・【市長就任所信表明①】<導入>四日市市の現状認識/人口流出都市からの脱却/新しい経営モデルの構築

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12238197168.html

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2329

Trending Articles