四日市市では、現在、『ふるさと納税・シティプロモーション戦略プロデューサー』を公募しています。 令和5年4月1日から、四日市市のふるさと納税をとにかく盛り上げて頂ける方を求めます。 任期付職員で、1年毎の任期となり最長5年となります。 そして、給与は諸手当を含み、年収1,000万円程度と公務員としては、相当の待遇を用意しています。 その背景には、深刻な四日市市のふるさと納税の赤字があります。 令和3年度の数字をみると、市外から四日市市へのふるさと納税の寄付受入額は約5千万円、一方で、市民の方が市外へ寄付を行う個人市民税税額控除は約8億5千万円となり、四日市市はふるさと納税で8億円の赤字となっています。 つまり、市民サービスに使われるべき財源の市民税が8億円もマイナスとなり、その分の市民サービスが提供出来ない事態となっています。 そもそも私は、地域の応援という領域を逸脱し、個人の返礼品目的という理由で利用が拡大し、地方財政を歪めるふるさと納税制度には否定的です。 しかし、当面はその是正は図られる様子はありません。 これまでも、何度も本市のふるさと納税のてこ入れを行ってきましたが、ふるさと納税の赤字が年々数億単位で広がっているのが現状です。 ですから、今回、思い切って専門性や知見、そして情熱を有する民間の方の力を、活用しようと『ふるさと納税・シティプロモーション戦略プロデューサー』の公募を決めました。 ふるさと納税に続きをみる
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