四日市市では、令和6年度の年度当初における保育所等の待機児童が72人発生しました。 年度当初に保育所等の待機児童が発生するのは平成30年以来6年振りとなります。 保育所等を利用出来なかったご家庭にお詫びを申し上げるととに、速やかな待機児童解消に向けて取り組みを進めていきます。 振り返ると、私が市長に就任した平成28年度は四日市市で64人の待機児童が発生しており、その解消を図る為に、「子育てするなら四日市」というスローガンを掲げ、『待機児童ゼロ』を目指して保育園の新設等の各種対応策に取り組んできました。 その結果、3年後の令和元年度に9年振りに『待機児童ゼロ』を達成出来ました。 その後、5年間、『待機児童ゼロ』を継続しており、今年度から育休退園制度も廃止にも取り組みました。 では、全国的に待機児童の減少が続いている中、なぜ、今年度、四日市市で待機児童が発生したのか。 現在、全国的の自治体は、保育需要が高まっている(保育所等への申込者数が増えている)地域と少子化が急速に進む(保育所等への申込者数が減っている)地域とに二極化しています。 四日市市は、前者にあたり、少子化が進む一方で、それを上回るペースで保育需要(申込者数)が年々高まっています。 実際に、未就学児数(0~5歳)は、年々減少しており、令和5年度と令和6年度を比べると486人減少しています。 ただし、全国の減少続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』