8月30日から四日市市議会は、8月定例月議会が始まりました。
この8月定例月議会に『交通安全施策整備単独事業費』の補正予算を上程しています。
当事業は、国道23号線霞ヶ浦南交差点に横断歩道橋を設置しようとするものです。
近鉄霞ヶ浦駅と霞ヶ浦緑地を往来する歩行者の交通安全対策として、これまで駅から国道23号線霞ヶ浦南交差点までの歩道を整備してきましたが、当該交差点の横断が課題となっていました。
現在、当該交差点は歩行者は地下横断施設でしか横断ができない為、歩行者の横断が多くなる霞ヶ浦緑地でのイベント開催の際には交通安全に支障をきたすことがあります。
四日市市は、平成33年に開催される「三重とこわか国体」に合わせて霞ヶ浦緑地の整備を進めています。
霞ヶ浦緑地整備以降は更に多くの選手や観客の往来が見込まれることから、市はこれまでも様々な対策の検討を行ってきました。
そして、今年6月に三重県公安委員会によって横断歩道の設置を想定した信号制御を試験的に行いましたが、国道23号線に著しい渋滞が発生し横断歩道の設置をあきらめざるを得ない状況となりました。
その結果を踏まえて、市は横断歩道橋設置の方針を決め、この度の8月定例月議会への補正予算上程となりました。
「三重とこわか国体」までの設置を目指します。