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Channel: 森智広《四日市市長》オフィシャルブログ「31万人元気都市四日市に向かって!」 Powered by Ameba
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【どうなる四日市市新図書館②】何が問題なのか。議会軽視の拙速な予算上程。

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 前回のブログにて、四日市市において新図書館建設の話が進められているという記事を書きました。


 議会の説明では「中心市街地活性化拠点施設」の整備となっていますが、中心市街地活性化拠点施設の大半を新図書館が占めると予想される事から、「中心市街地活性化拠点施設」≒「図書館」と考えるのが妥当です。


《前回ブログ》

・【どうなる四日市市新図書館】場所は市役所東側に決まるのか。6月定例月議会に関係議案上程!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12168589259.html


 なぜ、私が今回の件をブログで取り上げているのかというと、今回の「中心市街地活性化拠点施設」の進め方に問題があると判断するからです。


 行政は、「四日市市中心市街地活性化推進方策検討会議」が取り纏めた報告書を受け、5月26日に『議員説明会』を開催し「中心市街地活性化推進方策の今後の方針について」の説明を行いました。


 通常行政は、大きなプロジェクトを遂行する際に「議員説明会」という全議員に内容を説明する場を設け、議員の意見を聴取しそれを踏まえて再度検討を重ね案を固めていきます。


 そして、固めた結果を再度「議員説明会」等にて報告し、一定の合意を取り付け議案の上程を行います。


つまり、行政は大きなプロジェクトについては、議会との協議を慎重に重ねながら進めていくのです。


 しかし、今回の「中心市街地拠点施設整備事業」に関しては、5月26日の「議員説明会」しか開催されず、その際に場所を含めた事項を決定事項として報告されたのです。


 そして、その後議会にて当事案について議論する機会は無く、2週間後の6月定例月議会にて『庁舎東側芝生広場(市役所東側)』を前提とした「中心市街地拠点施設整備事業」の基本計画策定予算400万円が上程されました。


 『中心市街地拠点施設(新図書館)』の場所という非常に重要な事項について、議会の意見を全く聞こうとせずに決定事項と言う形で6月定例月議会に予算を上程したというプロセスに大きな疑問を感じます。


 今回の進め方は拙速と言わざるを得ず、中心市街地に非常に大きなインパクトを与える施設が出来るにも関わらず市民の議論を喚起する姿勢も無く、当案件が粛々と業務的に進められていくことに不安を感じます。


 中心市街地の活性化の施設なのですから、もっともっと議論を盛り上げて市民を巻き込んだ施設にしていくべきですし、その場所選定にしてももっと市民の関心を引き付けなければいけないと考えます。


 結果として、『庁舎東側芝生広場(市役所東側)』に決まるにしても、現在の行政の進め方は非常に問題があると思います。


 施設を作れば良いという問題では無く、如何に市民を巻き込んで施設を作っていくかという視点が重要になります。


 今回の進め方には、この視点が全く欠けています。


 なぜ、そんなに急ぐのか。


 6月22日から始まる総務常任委員会にて、「中心市街地拠点施設整備計画 基本計画策定経費」予算400万円について審議が行われます。


 当年度私は、総務常任委員会に所属していますので、担当委員として当問題を厳しく追及していきたいと思います。


《関連ブログ》
・【建設から43年、どうなる四日市市新図書館構想!】~先駆的な図書館が全国に続々と開館~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12128280869.html


・【どうなる四日市市新図書館】場所は市役所東側に決まるのか。6月定例月議会に関係議案上程!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12168589259.html





【四日市市/まだ増える待機児童】平成28年度過去最多の待機児童64人、空き待ち人数197人を記録

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 これまでも継続的に問題提起をしてきた四日市市における『待機児童問題』。


三重県下において、最も深刻な状況となっている本市の子育て環境に改善の可能性はあるのか。


 何と、平成28年度の年度初めにおける四日市市の待機児童数は過去最多となる64人となりました。


 昨年度、保育要件の緩和が行われた影響から、保育所に預けられるお子様の対象が拡大したことから本市においても待機児童数が急増しました。


 平成27年度の年度初めの本市の待機児童数は59人であり、三重県全体の待機児童98名の60%を超える状況となりました。


 三重県の待機児童数のおよそ6割が四日市市民という、不名誉な状況にあるのです。


そして、今年度はその昨年度を更に5人上回る64人の子ども達が待機児童となっているのです。


 「待機児童」とは通所できる可能性のある全ての保育所に入れなかった子どもの数であり、希望の保育所をいくつかに絞って保育所に入れなかった子ども達は「待機児童」に含まれません。


 これらの子ども達を含めると平成28年度の年度初めに「保育所の空きを待っている子ども達の人数」は197人に上ります。


 子育て世代に四日市市を選んでもらう為には、子育て支援、教育支援に徹底的に力を入れていかねばなりません。


 では、なぜ四日市市の待機児童数が過去最悪を記録したのか。


 昨年度の平成27年度、四日市市は1年間で145人の保育所の定員数を増加させました。


その一方で、保育所への入所希望者は1年間で156人増えたのです。


 四日市市においては、まだまだ保育所需要が急拡大しているのです。


 当問題の深刻さに鑑み、私はこの6月定例月議会において『増える待機児童問題に光は見えるのか』というテーマで一般質問を行います。 


【今後の市政報告会の予定】

・6月14日(火) 19時~ 羽津地区市民センター

・6月19日(日) 19時~ 神前地区市民センター

・6月20日(月) 19時~ 海蔵地区市民センター




【まだ増える待機児童!②】四日市市における保育士の現状は?半数以上が非正規職員!

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6月9日から四日市市議会 6月定例月議会が開会し、6月15日から一般質問がスタートしました。


今回も私は一般質問の機会を頂き、以下の質問通告を行いました。


【森智広一般質問予定日時:6月16日(木) 14時45分~〔30分〕】

=========================================

1.増える待機児童問題に光は見えるか

(1) なぜ、待機児童が増えるのか

(2) 市の対応状況は

(3) 何がボトルネックなのか

=========================================


今回の一般質問は、30分と短い時間で1項目とシンプルな構成になっています。


今回のブログでは、『増える待機児童問題に光は見えるか』についてのアウトランを書いていきます。


前回のブログで、増加し続ける四日市市の待機児童の現状について紹介しました。


《参考ブログ》

・【四日市市/まだ増える待機児童】平成28年度過去最多の待機児童64人、空き待ち人数197人を記録

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169855517.html


平成27年度、四日市市は1年間で145人の保育所の定員数を増加させました一方で、保育所への入所希望者は1年間で156人増えました。


つまり、保育所への入所希望の拡大に、保育所整備が追い付いてないのです。


今後も女性の社会進出が進みこの流れは、今後も続くと予測出来ます。


では、待機児童減らす為に本市はどういった取り組みが必要になってくるのでしょうか。


ここで一つポイントになってくるのか、『保育士の確保』です。


こども未来部によると、四日市市は厳しい保育士不足には陥っていないが、保育士の確保は難しくなってきているとの事でした。


そして、保育士が追加で安定的に確保出来ればある程度の待機児童解消にはつながるとの事でした。


では、四日市市における保育士の状況はどうなっているのでしょうか。


こども未来部に確認すると、時間数で人数を換算した数値によると、平成28年度時点で全体の職員に占める正規職員の割合は、44.4%と職員の半数以下になっている事が分かりました。


平成25年度には正規職員割合が50.35%であったのが、年々正規職員割合は低下しているという状況です。


正規職員割合の低下が、保育士の責任が非正規職員に降りかかってきているという現状があります。


また、近隣自治体と保育士の臨時職員の賃金時間単価を比べると、三重県の最大市である四日市の臨時職員の給与水準がそれ程高くない事も分かってきました。


次回のブログで、四日市市における保育士における臨時職員の賃金水準について踏み込んでいきたいと思います。


≪関連ブログ≫

・【四日市市/まだ増える待機児童】平成28年度過去最多の待機児童64人、空き待ち人数197人を記録

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169855517.html



【活動報告】朝の駅立ち 490日目到達!!~6月20日(月)に第2回一斉駅立ち実施!~

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 6月17日の近鉄高角駅での駅立ちにて、駅立ち通算490日目に到達しました。



今回のブログでは、481日目からの駅立ち活動の報告をさせて頂きます。


以下が、駅立ち481~490日目の状況です。


481日目5月12日  近鉄富田駅東口
482日目5月13日  近鉄富田駅西口
482日目5月16日  近鉄桜駅
484日目5月20日  JR河原田駅
485日目5月27日  JR富田駅
486日目6月1日  近鉄川原町駅
487日目6月7日  近鉄四日市駅北口
488日目6月14日  近鉄霞ヶ浦駅
489日目6月15日  近鉄阿倉川駅
490日目6月17日

  近鉄高角駅


 今回の期間の5月16日に、元気もりもり「市内一斉駅立ち」を実施しました。


 私は近鉄桜駅を担当しましたが、8駅11ヵ所で28名が参加し1,800枚の市政報告レポートを配布する事が出来ました。


《参考ブログ》

【四日市に大きなうねりを起こす!】市内一斉駅立ち実施!8駅11ヵ所28名が参加!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12160895323.html 


 そして第2回の一斉駅立ちを6月20日(月)に実施します。


 市内の各駅にて開催しますので、応援可能な方はご連絡下さい。


お近くの駅を御紹介させて頂きます。


皆さん一緒に朝の駅前を盛り上げていきましょう。


 話は変わり、東海地方も梅雨入りをし、パッとしない天気が続きます。


駅立ちの最大の敵が雨ですので、天気予報を逐一確認しながらの駅立ちが続いています。


 そして、いよいよ駅立ち500日目が見えてきました。


今後も、一つ一つの活動を積み上げていきます。


【今後の市政報告会の予定】

・6月19日(日) 19時~ 神前地区市民センター

・6月20日(月) 19時~ 海蔵地区市民センター

【まだ増える待機児童!③】四日市市立保育園の臨時保育士職員の賃金水準は?近隣自治体との比較

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 平成28年4月1日時点の四日市市の「待機児童」は64人。


また、特定の保育所を指定して保育所入所を待っている方も含めた「保育所空き待ち人数」は197人に上ります。


 では、待機児童を解消していく為に何が必要になるかと言うと、国の基準からも保育所定員数を増やそうと考えた場合「面積基準」「保育士設置基準」をクリアしていかなければいけません。


 今、市が行っている主な施策は、面積の増加です。


 市としては、私立保育所の新設や既設保育所の増設、地域型保育事業所の認定等によって、スペースを拡張し、保育所定員数の増加を図っていく方向性です。


 ただ、スペースが増加すればそれに応じて「保育士の確保」も必要になってきます。


市は、平成28年度当初予算にて「潜在保育士の現場復帰を促す予算」がつけていますが、全国的に不足している保育士をどう確保していくかという問題は大きな課題であります。


 先日の一般質問において私は、待機児童解消に向けて臨時保育士の待遇改善を訴えました。


 前回のブログにて、四日市市の公立保育所の保育士は時間勤務ベースで、半数以上が臨時職員という職員構成になっているという点を指摘しました。


 正規職員割合の増加は必要ですが、半数以上が臨時職員という現状を踏まえると臨時職員の待遇の改善も必要になってきます。


 では、保育士臨時職員の賃金単価は近隣自治体と比べてどの水準にあるのでしょうか。


 一般質問にあたって、近隣自治体(鈴鹿市、桑名市、いなべ市、津市、菰野町、川越町、朝日町)の4市3町と四日市市との比較調査の結果、以下の結果になりました。


■保育士臨時職員の賃金単価 (上位から)

・津市    1,151円

・いなべ市 1,140円

・桑名市   1,130円

・四日市市 1,080円

・川越町  1,000円

・鈴鹿市  990円

・菰野町  993円

・朝日町  962円


 正規職員の給与では、四日市市は三重県トップクラスですが臨時職員の賃金単価はトップの津市から賃金単価として71円低い状況にあります。


 一方で、四日市市はラスパイレス指数でも三重県トップレベル、時間外勤務手当が同格市と比べて、全国トップクラスに高い水準にあるのです。


人件費の中でも、様々な格差がある状況を是正していかなければならないと思います。


 待遇改善も含め、保育士の確保施策については積極的に取り組んでいかねばなりません。


≪関連ブログ≫

・【四日市市/まだ増える待機児童】平成28年度過去最多の待機児童64人、空き待ち人数197人を記録

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169855517.html


・【まだ増える待機児童!②】四日市市における保育士の現状は?半数以上が非正規職員!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12170965536.html


【どうなる四日市市新図書館③】関連議案が総務委員会にて否決、そして予算委員会全体会送りへ!

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 四日市市議会では6月22日に「総務常任委員会」が開催され、先日から取り上げている新図書館の建設を構想に含む『中心市街地拠点施設整備事業』の基本計画策定経費400万円の予算審議が行われました。


 先日のブログでも書きましたが、「四日市市中心市街地活性化推進方策検討会議」が4月に報告書を提出し、その2ヶ月後の6月議会にての予算上程ですから、かなりのスピード上程であります。


 通常、上程までに挟むべき議会との協議の場も、充分に設けられず非常に拙速感が漂う中での審議となりました。


《参考ブログ》

・【どうなる四日市市新図書館②】何が問題なのか。議会軽視の拙速な議会上程。

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169265537.html


 私も総務常任委員会において、かなりの時間を割いて質疑や疑問点を行政側に投げかけました。


 私が今回の上程において抱いた違和感は以下の通りです。


① 検討会議から報告書が提出された後、議員説明会が開催されたのは1度きりで、しかもその議員説明会では「中心市街地拠点施設の設置場所を市役所東側に決定した」ことを伝えるという一方的なものであった。


 そして、2ヶ月後の6月に設置場所を市役所東側とする事を前提とした基本計画を策定するという400万円の予算が上程されたというスケジュール。


 なぜ、行政はそれほどまでに急ぐのか。

 


② 「四日市市中心市街地活性化推進方策検討会議」にて、中心市街地活性化の視点で市役所東側という場所が選定されたが、それはあくまでも中心市街地が活性化する為には拠点施設をどこに建てれば良いかという視点での議論であり、新しい図書館を建てるならどこかという議論が全く行われていないこと。



 つまり私自身は、中心市街地拠点施設≒新図書館が市役所東側に建つ事について異論を述べているのでは無く、新しい図書館を建てるならどこが良いかという議論が一切無く、中心市街地活性化の為に市役所東側に中心市街地拠点施設を建てるからそのスペースで出来る図書館を作りましょう。という今の流れに不安を感じているのです。


 綿密に練られた計画で無くとも、ある一定の新図書館像があった上で、市役所東側のスペースでもそのニーズに対応可能というある程度の見込みは必要だと考えます。


 市民にとって大切な図書館な訳ですからどんな図書館にすればいいのかという視点を持って、もう少し丁寧に且つ、市民を巻き込んだ形で一大プロジェクトを進めていくべきだと考えます。


 そういった意見を委員会で述べました。


 そして、委員会採決にて、委員長を除く7人の総務委員の内、当補正予算案に賛成が2、反対が5と賛成少数となり、当補正予算案は予算常任委員会全体会に送られることになりました。


 6月29日の予算常任委員会全体会の場で再度、全議員の中で当補正予算案が集中的に審議されることになりました。


《関連ブログ》
・【建設から43年、どうなる四日市市新図書館構想!】~先駆的な図書館が全国に続々と開館~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12128280869.html


・【どうなる四日市市新図書館】場所は市役所東側に決まるのか。6月定例月議会に関係議案上程!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12168589259.html


・【どうなる四日市市新図書館②】何が問題なのか。議会軽視の拙速な議会上程。

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169265537.html

 

【自治体を経営する】四日市市における売電の取り組み状況 ~もっと儲ける自治体に~

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 今年度から、四日市市では新総合ごみ焼却施設として『四日市市クリーンセンター』が稼働しています。


 「四日市市クリーンセンター」は最先端の機能を取り入れ、従来の北部清掃工場と比べ、焼却機能が格段に向上しています。


 これまで「もやさないごみ」としていたごみの大半が、環境負荷を掛けることなく焼却出来るようになったのです。


 それにより、殆どのごみが「可燃ごみ」となり、皆様の日々の生活においてごみの分別が大変に楽になったと思います。


 「四日市市クリーンセンター」のもう一つの特色は、ごみ発電を行っているという事です。


ごみの焼却によって発電された電気を売却しています。


 売電価格も様々な価格があり、一般廃棄物のうち紙、食品残さ等の生物資源(バイオマス)をエネルギー源とする発電については『再生可能エネルギーの固定価格買取制度』により、高い価格帯での売却が可能です。


 国との契約で20年間は、当価格での売却が保障されています。


 平成28年度、初年度の見込みで年間32,000,000kWhが発電され、平均単価14.92円/kWhの単価で売却出来、年間4億8,000万円の売電収入を見込んでいます。


 契約相手も入札を行い、より高く売電出来る相手を選定しています。


 更に、四日市市では上下水道局が保有する『高岡配水池小水力発電所』にて、水力発電を行っています。


 小水力発電は全ての電気が「再生可能エネルギー」に該当する為、売電単価は28.77円/kWhとなり、年間3,600万円程度の収入となります。


 自治体の経営を考えると、歳入は税金だけではありません。


こういった売電等の取り組みにより、自治体は独自の財源を確保出来るのです。


 この発想をどこまで広げる事が出来るのか。


これからの自治体経営には必須であります。 今回のブログは電力を売る側の視点でしたが、次回のブログでは電力を買う側の視点で今年4月から始まった『電力の小売全面自由化』が四日市市に与えるインパクトを掘り下げていきます。



【どうなる四日市市新図書館④】市長が大幅な方針変更を表明!議会や市民の声を踏まえた基本計画へ!

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 6月29日、四日市市議会では6月定例月議会 予算常任委員会全体会が開催されました。


今回の予算常任委員会全体会にて、最も議論の時間が割かれたのは『中心市街地拠点施設整備事業』の基本計画策定経費400万円の審議でした。


 全体会前に行われた『総務常任委員会』における審議では、当該予算が賛成2、反対5で否決された事から、予算常任委員会全体会において如何なる結果になるのかに注目が集まっていました。


《参考ブログ》

・【どうなる四日市市新図書館③】関連議案が総務委員会にて否決、そして予算委員会全体会送りへ!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12173917187.html


 私は前回のブログでも記載しましたが、①議会での議論を軽視した、報告書提出から2ヶ月のスピード上程であったこと、②中心市街地活性化の視点のみで新図書館の視点が一切無い状況での場所の決定であったこと の主に2点の違和感から担当の総務常任委員会では反対の立場を表明しました。


 やはり、新図書館の視点が一切入らず場所が決まっていくことに大きな抵抗がありました。


 場所が決まらなければ詳細な計画を立てられないという意見もありますが、ある程度の新図書館に対する構想が無いと取り返しのつかない事になる可能性があります。


 場所云々というよりも、私はその進め方、決定プロセスに異議を唱えたのです。


 予想通り、予算常任委員会全体会でも賛否含め議論は紛糾しました。


 そして、最終的に市長が予算常任委員会全体会に出席を求められ、『様々な意見を踏まえながら議論を進め、場所においても変更があり得る』との答弁を行いました。


 つまり、基本計画策定の中で新図書館の構想を行い、仮に当該場所が新図書館にふさわしくないという議論になった場合には場所の変更もあり得るという事です。


 如何なる状況においても場所の変更は無いという、これまでの行政の説明から大きな変更がありました。


 私は、新図書館≒中心市街地活性拠点施設の計画を様々な意見を尊重しながら、じっくり進めるべきと言うスタンスであった為、この方針変更に一定の評価を下しました。


 多くの議員も市長の方針変更を評価し、最終的に当予算は満場一致で認められることになりました。


 議会審議が行政の判断を大きく変えさせた事は、大きな意味のある予算常任委員会であったと言えます。


《関連ブログ》
・【建設から43年、どうなる四日市市新図書館構想!】~先駆的な図書館が全国に続々と開館~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12128280869.html


・【どうなる四日市市新図書館】場所は市役所東側に決まるのか。6月定例月議会に関係議案上程!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12168589259.html


・【どうなる四日市市新図書館②】何が問題なのか。議会軽視の拙速な議会上程。

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169265537.html


・【どうなる四日市市新図書館③】関連議案が総務委員会にて否決、そして予算委員会全体会送りへ!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12173917187.html




【自治体を経営する②】電力の小売全面自由化が四日市市に与える影響は

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 先日のブログにて、四日市市が電力を売る側の「売電」の取り組みについて紹介しました。


 四日市市では今年度からオープンした「四日市市クリーンセンターでのごみ発電」や「高岡配水池小水力発電」が行われており、売却収入を得ています。


 では、四日市市の電力を購入する側の「買電」はどうなっているのでしょうか。


これまで、国の施策により電力自由化が推し進められてきました。


 平成12年3月に初めて特別高圧部門〔20,000V以上で受電〕が自由化し、平成17年4月から高圧部門〔6,600V以上で受電〕すべてが自由化され、今年度(平成28年)4月から残る低圧部門も自由化となり、電力の小売全面自由化が実現しました。


 本市は、平成24年から電力入札を取り入れており、先駆けて『市庁舎』、『総合会館』〔高圧部門〕の電力入札が行われました。


 そして、平成26年から『上下水道局 ポンプ場』〔高圧部門〕の入札も始まりました。


 今年度は、『市庁舎、総合会館』合わせての入札となり、中部電力と契約した場合と比べ9.47%削減となる年間660万円程度の経費削減となる予定です。


 また、『上下水道局 ポンプ場』では、中部電力と契約した場合と比べ39.12%削減となる年間7,500万円の経費削減となる予定です。


 今年度から始まった低圧部門の自由化ですが、電力事業社が一般家庭向けへの事業展開に注力したことから、公共施設への電力供給まで対応出来ないという状況で本市においては入札は行われませんでした。


 低圧部門となると、市民センターや保育園、幼稚園等の小規模施設が対象となってきます。


中部電力においても低圧部門において、自由化に伴う新たな料金プランを打ち出しており、従来プラント比較して電気料金が3~5%程度安価にあるケースもあり、価格競争が進んでいます。


 低圧部門の小売自由化が浸透してくれば、市の小規模施設においても電力の入札が順次進んでくるといえます。


 電力の小売自由化が進む中、四日市市も大きな経済的インパクトを受けているのです。


 将来的に、四日市が作った電気を四日市が消費する電力の地産地消の仕組みも考えていく必要があると考えます。


 自治体が経営する特定規模電気事業者(PPS)も全国で増えてきています。


自治体を経営するという視点で、視野の広い事業展開も考えていかねばなりません。


《関連ブログ》

・【自治体を経営する】四日市市における売電の取り組み状況 ~もっと設ける自治体に~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12175612796.html


『森ともひろ通信 第25号』!駅立ち第25ステージも終盤!!~出馬会見報告~

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 今回のブログは、「森ともひろ通信」最新号の第25号の紹介となります。

第25号は、4月2日に行いました市長選挙出馬会見の内容を取り纏めております。





 熱い想いが詰まった第25号、ぜひご覧下さい!

『森 ともひろ通信 第25号』の記事は、以下の構成です。

≪【出馬会見】多くの皆様と共に新たな一歩を踏み出しました!四日市の未来を切り拓く為の挑戦が始まります!≫

 四日市が変わるかもしれない、変えられるかもしれないという31万人の市民の想いを形にし、実現してくのが森智広に与えられた使命です。

 4月2日の出馬会見で述べた決意を記載しています。

≪出馬会見 要旨① 《組織力、経営力向上編》≫

 出馬会見の要旨です。

 四日市の未来を切り拓く為のキーワードは、『経営力、組織力の向上』です。

組織力を高め、本気の経営を行っていきます。

なぜ、四日市市に『経営力、組織力の向上』が必要かをまとめてあります。


 記者会見後、駅立ちも第25ステージに突入し、現在では終盤に差し掛かっています。
 
残すは、近鉄塩浜駅東口、伊勢松本駅、中川原駅の3駅です。

早朝、市内の各駅で森智広をお見かけになった際には、『森ともひろ通信』をお取り頂けるとありがたいです!

ちなみに、土日祝日に行っている街頭演説でも、『森ともひろ通信』の配布を行っています!

【四日市市長選挙投票日:11月27日に決定】共に四日市の未来を切り拓いていきましょう!

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 6月2日、四日市市選挙管理委員会は12月23日の任期満了に伴う四日市市市長選挙の日程を11月20日告示、11月27日投開票と決定しました。


 また、7月5日に行われた四日市市議会6月定例月議会最終日の本会議にて、現職の田中市長は3選不出馬を表明されました。


 このことにより、次回の市長選挙後は新市長の下で四日市市政が始まることとなりました。


 私は、4月2日に行った「記者会見」において、次回の四日市市長選挙への出馬を表明しております。


 私の他にも、市長選出馬を表明された方も出てきました。


 『31万人の想いを胸に!』 四日市の未来を切り拓く為に、自らの想いを訴え、行動し突き進んでいきます。


 現在、森ともひろ後援会では、様々な活動を行っています。


 一斉駅立ち、街頭演説、ポスティング、イベントや講演会の開催等です。


 31万人の人々に森ともひろの想いや考えを伝えていくのは大変難しいです。


しかし、より多くの方に四日市の未来について真剣に考えてもらわなければ、政治は変わりません。


 一人でも多くの方に、森ともひろの想いが伝わる様に、周りのメンバーも頑張ってくれています。


 愛すべきまち、四日市の方向性が決まる4年に一度の大切な選挙が近づいています。


 皆さんが当事者になり、皆さんが発信し、共に行動に移していく。


そんな選挙にしたいと強く思います。


 四日市の政治が変わる瞬間を多くの方々と共有したいです。


ぜひ、皆さんの力をお貸し下さい。


 森ともひろ後援会では、協力者をお待ちしております。


森ともひろの為に、力を貸して頂ける方は、メッセージやメールにてご連絡下さい!


メール: genki@mori-tomohiro.net


 31万に想いを胸に、共に歴史を創っていきましょう!


やったりますよ!!



【水沢 水まつり2016】受け継がれる伝統『お諏訪踊り(四日市市無形民俗文化財) 奉納』

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 7月31日に水沢町の足見田神社にて、『水まつり』が行われました。


『水まつり』は昔から続く、水沢の夏のお祭です。






 水まつりでは、「お諏訪おどり」が奉納されます。


お諏訪おどりは1720年に、干害に苦しむ水沢町の庄屋で瀬戸用水の完成に尽力した辻久善翁への「お礼踊り」として奉納したことに始まります。


 お諏訪おどりを簡単に説明すると大きな太鼓を首に抱えて踊る太鼓踊りであり、昭和48年に四日市市の無形民俗文化財に指定されています。


 私は、今年で5回目の「太鼓踊り」に挑戦しました。


「太鼓踊り」には、いくつか曲があるのですが、今回はまつりの最初に踊る『お宮宿入り』を踊らせて頂きました。


四日市市の無形民俗文化財に指定されている『お諏訪踊り』に関われるというのは水沢に生きる人間として大変名誉な事です。


この『お諏訪おどり』ですが、水まつりの10日程前から毎晩練習が行われます。


 実は、今年は11月に選挙があるので、お諏訪おどりの参加を見送ろうと考えていました。


 しかし、お諏訪おどり保存会の方々が、わずかの練習でも良いので出たらと温かい声を掛けて頂き、考えを変えて今年も参加させて頂くことになりました。


 数日の練習でしたが、水沢の伝統芸能に今年も携われた事、嬉しく思っています。


今年もお諏訪おどりの機会を与えて頂いたお諏訪おどり保存会の皆さんに感謝しています。


 「お諏訪おどり」は、お諏訪おどり保存会の皆さんが昔からの伝統を継承しています。


郷土愛とは、そういう伝統を継承していく所に生まれるものと感じます。


水まつりがこうやって長年、皆に親しまれ盛大に行えるのもお諏訪おどり保存会の皆さんのおかげです。



 現在、お諏訪おどりは小学生から参加出来、多くの子供達も唄い手、踊り手として活躍しています。


長男は、小学校2年生で今年は2年目の唄い手として「お諏訪おどり」に参加しました。


親子揃って参加出来たこと、嬉しいですね。


 お諏訪おどりで、水沢パワーが一気に蓄積出来たので、これからますます飛ばしていきますよ!

【活動報告】朝の駅立ち 500日目到達!!~5年10ヶ月掛けて駅立ち活動の節目を迎えました!~

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 8月8日の近鉄四日市駅での駅立ちにて、駅立ち通算500日目に到達しました。

平成22年9月21日から開始した朝の駅立ちが、5年10ヶ月を経て500日目の節目を迎えました!



 当日は30名もの沢山の仲間が集まって頂き、市内5駅8ヵ所にて一斉駅立ちとなりました。

 平成22年9月21日に一人で開始した駅立ちが、少しずつ少しずつ大きくなっていき沢山のメンバーが参加してもらえる様になりました。

 当初、32歳のどこの馬の骨が分からない男が駅に立っている訳ですから、稀有な目で見られ市政報告レポートも多くは受け取ってもらえませんでした。

 しかし、回数を重ねるにつれて声を掛けて下さる方々が増えて来て、今ではどの駅でも「今日も頑張っとるね!」「応援してるよ!」という言葉を掛けて頂ける様になりました。

 そういった温かい言葉を力に変えて森智広は走り続けています。

 「継続は力なり」という言葉がありますが、私は当初から「継続は四日市を変えていく」と訴えてきました。

 自らの考えや市政の問題や課題を愚直に発信し続ける事が、政治の信頼を取り戻すことにつながると考え、駅立ち活動等を続けてきました。

 政治の信頼を取り戻すには、政治家が信頼されなければいけません。

政治家が信頼されるには、政治家がまっすぐに正直な行動を続けていく事だと思っています。

 この想いをこれからも忘れずに、今後ももちろん活動を続けていきます。

 これまで、駅立ち100日目、200日目、300日目、400日目と経験してきましたが、今回の500日目は本当に感慨深いものになりました。

 これまでの500日の駅立ちを思い出しながら、街頭演説をおこないました。

雨の日も風の日も雪の日もありました。

 本当に沢山の方に出会いましたし、ここでは書けない事も沢山経験しました。

一つ言える事が、目には見えませんが一日一日の積み重ねが、大きな力になろうとしています。

 5年10ヶ月前の四日市に大きなうねりを起こしていく!という想い。

 一市民の戯言が現実のものになろとしています。

熱い想いが四日市を変える!

 森智広は必ずやり遂げます。

500日目は通過点です!

今後も、森智広の活動に対するご支援宜しくお願いします!


【四日市市の財政戦略は①】平成28年度 四日市市が不交付団体へ!~固定資産税増加等~

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 7月26日の閣議において、普通交付税の交付額が決定されました。

四日市市は、平成22年度から平成27年度まで普通交付税の交付団体でありましたが、平成28年度については不交付団体となりました。

 これは、企業の投資を受けて償却資産に掛かる固定資産税の大幅増加や地方消費税交付金の増加により基準財政収入額が増加したことによります。

 地方交付税とは簡単に説明すると、各自治体の規模や状況により最低限必要な財政規模が国が定めた算定式で算出されます(基準財政需要額)。

 一方で、自治体の各年度の標準的税収入見込額を基に、「基準財政収入額」が算定されます。

 最低限必要な財源である「基準財政需要額」と年度の税収を基にした「基準財政収入額」を比較し、「基準財政収入額」が「基準財政需要額」に足らなければそれぞれの自治体の税収で最低限の財源を確保出来ないということになり、国から足らない部分を『地方交付税』として各自治体は支給されるのです。

 一方で、「基準財政需要額」を「基準財政収入額」が上回れば、必要最低限の財源を自治体独自の財源で賄えることになるので国から『地方交付税』が支給される事はありません。

 前者が「交付団体」、後者が「不交付団体」と呼ばれます。

 上記の通り、平成28年度四日市市は7年振りに不交付団体となったのです。

 四日市市が不交付団体となったという事は、必要最低限の財源を超える税収を自治体独自で確保出来るという事ですから、他の自治体に比して多くの財源を確保出来るという事です。

 全国1,718の自治体の中で不交付団体は76自治体しかなく、四日市市は全国的に見ても税収が豊かな自治体と言えます。

 ちなみに、三重県で不交付団体は川越町と四日市市の2自治体となります。

 これは四日市市の強みとなります。

これからの四日市を考えていく上で財政戦略は大きなポイントになってきます。

 次回のブログでは、四日市市の今後の財政戦略について書いていきます。


【8月7日水沢地区決起大会開催!】温かい地元の声援!~市内全域に大きく強い風を吹かせます!~

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 8月7日に水沢地区後援会の皆様が中心となって、『森ともひろ水沢地区決起大会』を開催して頂きました。


 会場は、水沢本町構造改善センターでしたが、屋内では入りきれないという事で、何と屋外での決起大会となりました!


 これも水沢流でしょうか。


 報道の方からも、こんな決起大会見たことないと言われました。




 6年前、私は7年間勤めていた監査法人を辞め東京から地元四日市に戻り、市議会議員選挙に挑戦しました。


 高校卒業以降10年以上地元四日市を離れていた為、当時四日市での人脈は小学校、中学校、高校の同級生しかありませんでした。


また、四日市に戻って来たのが選挙9ヶ月前という短期間での挑戦に無謀とも言われました。


 何とか36番目に滑り込めないかという想いで、必死に活動していたことを思います。



 そんな私を支えて頂いたのは、地元水沢地区の皆さまでした。


 市内24地区の中で最も人口の少ない地区から市議会議員が出るのは非常に難しいと言われていましたが、水沢の方々からは人口以上の大きな力を頂きました。


 そして、選挙当日、予想を大きく覆し、5,493票の得票を頂きトップで当選させて頂きました。


 森ともひろに起きた最初の奇跡です。


 市議会議員に就任してからも、本当にお世話になった水沢の皆様。


そんな皆様の前で、自らの決意、四日市に掛ける想いを述べられた事本当に嬉しかったです。


 11月の市長選挙に向けたのろしが水沢地区から上がりました。


市民が選ぶ市民の為の市長を誕生させなければなりません。


 四日市市政の為に人生を掛け、真剣に真正面から取り組んできた6年間。


 熱い想いが四日市を変える!


 信念を持って、行動に移していけば必ず道は拓け、四日市市政を強い自治体に導いていくことが出来る!


 大きな組織を持たない一人の人間が、新しい四日市市政の道を切り拓けるのか。


四日市の西の端から市内全域に大きく強い風を吹かせます!

 水沢地区決起大会にお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました!! 


 


【平成33年三重とこわか国体が動き出す!】第76回国民体育大会四日市市準備委員会設立総会が開催!

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 8月12日に『第76回国民体育大会四日市市準備委員会 設立総会』が開催されました。


 現在、リオデジャネイロでオリンピックが開催され世界中でスポーツが盛り上がっています。


私も日本選手の結果を毎日気にしながら、興奮してテレビ中継等にかじりついています。


 次回4年後は東京オリンピックです。


更に、その翌年の平成33年には三重県で国体が開催されます。


 国際大会ではありませんが、三重県で行われる国体という事で三重県は盛り上がりを見せようとしています。


 大会の愛称は「三重とこわか国体」です。


 四日市市においても、先日の『第76回国民体育大会四日市市準備委員会 設立総会』にて四日市市の準備組織が正式に立ち上がりました。


 5年間の期間を国体の準備に費やします。


 本市では、8種目〔サッカー、テニス、体操、自転車、軟式野球、カヌー、空手道、ゴルフ〕が開催されます。


・サッカー(少年男子)-中央緑地新サッカー場、中央緑地陸上競技場

・テニス(全種別)-霞ヶ浦緑地新テニス場、四日市ドーム

・体操〔競技(全種別)、新体操(少年女子)〕-中央緑地新体育館

・自転車(全種別)-四日市競輪場

・軟式野球(成人男子)-霞ヶ浦第1野球場、霞ヶ浦新野球場

・カヌー(全種別)-伊坂ダム特設コース

・空手道(全種別)-中央緑地新体育館

・ゴルフ(成人男子)-四日市カンツリー倶楽部


 上記の競技開催に向けて、四日市市でも中央緑地、霞ヶ浦緑地における施設整備が進められています。


スポーツ施設整備は、四日市市におけるスポーツ環境改善につながる大きな契機になります。


 ただ、今回施設整備の対象とならなかった「中央緑地陸上競技場」等の他の施設に関しても適宜環境改善を図っていかなければいけません。


 また、地元の選手が素晴らしい成績を納めてもらえる様に、ハード面の整備に加えソフト面(各競技現場)にも一定のサポートの必要性を感じています。


 盛り上がりを見せてくる三重とこわか国体に合わせ、四日市市では多額の資金を投入して大型のスポーツ施設整備が行われます。


 ただ単に新しい施設が出来たとうだけでなく、スポーツを活用したまちづくりを進めていかなければ投じた資金が活きてきません。


 私自身も小さい頃からスポーツに関わって生きてきた人間として、「スポーツのまちよっかいち」、「スポーツ溢れるまちよっかいち」を目指し、子ども達の健全育成、生涯学習として積極的にスポーツが取り上げられるまちにしていきたいと思います。 



【四日市市の財政戦略は②】不交付団体が意味するもの。何が四日市市の強みか!徹底的な経営分析の実施

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 先日のブログにて、四日市市が平成28年度に普通交付税の「不交付団体」となったと書きました。


《参考ブログ》

【四日市市の財政戦略は①】平成28年度 四日市市が不交付団体へ!~固定資産税増加等~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12189917311.html


 「不交付団体」となると何がどうなるのでしょうか。


 簡単に言うと、自治体にとって必要最低限の財源を超える税収を自治体独自で確保出来るという事です。


 つまり、「不交付団体」は国から援助(普通交付税)を頂かなくても、独自財源でやりくり出来るという事です。


 様々な自治体が税収増と声を挙げていますが、普通交付税の「交付団体」「不交付団体」で税収増のインパクトが全く違うのです。


 「交付団体」においては、税収が増加してもまだ国が定める必要最低限の財源を確保出来ていない訳ですから、税収の増加分の25%しか独自財源にならないのです。


 一方で、「不交付団体」については既に国が定める必要最低限の財源を確保出来ている訳ですから、税収の増加分の100%が独自財源として活用出来る訳です。


 税収の増加と言っても「交付団体」と「不交付団体」とでは、同じ税収増加においても4倍の差がある訳です。


 平成28年度において、1,718ある自治体の中で「不交付団体」はたったの76で全体の4.4%。


その中に、四日市市が入っているのです。


 本市が全国で76しかない貴重な「不交付団体」になったからこそ、四日市市は徹底的に税収の増加を目指していかなければいけないのです。


 徹底的な経営分析を行い、自らの自治体の強みを把握しそこに集中的に取り組んでいく本気の経営を私は行っていきたいのです。


 そして、四日市市の税収入は600億円、その内の半分の300億円が固定資産税。


通常の市では税収に占める固定資産税の割合は2~3割程度です。


 四日市市は固定資産税の割合が、他市に比べて圧倒的に高いのです。


 四日市市の強みであるこの固定資産税にも注目しなければいけません。


財政分析によって四日市市の特徴を掴んだ次は、産業振興戦略の策定です。


 自らの強み・弱み・機会・脅威を把握するSWOT分析〔経営分析〕を自治体経営に当てはめていくと四日市の未来が見えてきます。


【四日市を世界一の環境都市へ】クリーンエネルギーを活用したスマートタウン構想の実現に向けて!

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 行政が主導となり、産学官の連携により新産業の創出を行っていかねばならない。

 これらからの自治体経営に求められる重要な要素の一つであると考えます。

 四日市市はこれまで、石油化学コンビナートを中心とした日本有数の工業都市として栄えてきました。

 しかし、近年は石油化学産業における国内マーケットの縮小により、国内プラントの集約化が進み四日市は如何に現在のプラントを維持出来るかをコンビナートの各企業と行政との連携により考えていかなければいけません。

 現在の石油化学プラントの維持と合わせて取り組まなければいけないのが、新産業の創出です。

新しい成長分野への参入機会を積極的に行政がサポートしていく姿勢が必要です。

 私は、将来の四日市の産業振興の軸として水素エネルギー等の『クリーンエネルギー』に着目しています。

 過去に、四日市市の水素エネルギーへの取り組み状況についてをブログに取り上げました。

≪参考ブログ≫
【水素社会に四日市市はどう対応していくのか】~水素社会の構築に向けた公民連携促進事業~
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12139960171.html

 国が平成26年4月に示した「エネルギー基本計画」では、将来の二次エネルギーで中心的役割を担うものとして水素を位置づけることや、需要家が多様なエネルギー源を選択出来る環境整備の促進、エネファームや燃料電池自動車の導入に向けた環境整備等に取り組むこととしており、水素エネルギーの導入に向けた支援を加速していく方針です。

 本市は、水素関連の技術を有し、製造を行っている事業所が立地していることから、その強みを活かし、公民連携を促進し、優位性のある新事業の展開を探ることで、本市のものづくりの産業のさらなる集積高度化を図ることが出来ます。

 私は水素エネルギーの供給元になれるコンビナートの利点を活かし、クリーンエネルギーを中心としたエネルギーの地産地消を実現するまち「スマートタウン構想」を産官学が一体となって推し進めたいと考えています。

 現在、地元三重大学がキャンパスを対象として、「スマートキャンパス(低炭素キャンパス)」の取り組みをしており、再生可能エネルギーを活用しCO2の排出量を通常の場合と比べ26%の削減を実現しています。

 これは、最先端の取り組みであり平成24年度には地球環境大賞(文部科学大臣賞)、平成26年度には省エネ大賞(経済産業大臣賞)を受賞しています。

 この取り組みを四日市のニュータウン構想で現実社会で実行していくのです。

 これがクリーンエネルギーを中心としたエネルギーの地産地消を実現するまち『スマートタウン構想』です。

 国が推し進める方向性に合致し、世界初のスマートタウンを四日市で作っていく。

 公害を経験した四日市だからこそ、『スマートタウン構想』を目指す理由があります。

最先端の環境技術が集積する世界から注目される本物の環境最先端都市を目指していくのです。

 新産業の創出は、地域経済においても多くのビジネスチャンスを生むことになります。

 規制でがんじがらめの「環境都市」から、世界の最先端技術が集積する「環境都市」への変革を実現させていきます。

≪過去のブログ≫
【水素社会に四日市市はどう対応していくのか】~水素社会の構築に向けた公民連携促進事業~
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12139960171.html


【森ともひろ政策発表会】9月2日(金)19時~あさけプラザにて開催!≪31万人元気都市宣言!≫

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 9月2日(金)19時~ あさけプラザ ホールにて『森ともひろ 政策発表会』を開催します。

 森ともひろが考える四日市の将来ビジョン、四日市の未来を切り拓いていくプランを皆様の前で初めて、披露させて頂きます。

 森ともひろが描く未来の四日市像、それをどの様なアプローチで実現していくのか。

 森ともひろがこれまで市民の皆様と対話を重ね創り上げてきた政策を『31万人元気都市宣言!』として、取りまとめました。

 当日、政策集も配布させて頂きます。

 森ともひろをよく知って頂いている方もあまり知らない方も、四日市の未来について真剣に考えてみませんか。

 森ともひろは、この『31万人元気都市宣言!』を軸として、市政運営を推し進めていきます。

 一人でも多くの方に森ともひろの想いやビジョンをお伝えしたいと思っています。

9月2日(金)19時~あさけプラザに、お誘いあわせの上ぜひお越し下さい!


【森ともひろ政策発表会 報告】今後は「政策報告会」を市内全域で実施!皆さんご参加下さい!

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 9月2日、あさけプラザにて『森ともひろ政策発表会』を行いました。

 

沢山の方にお越し頂いた中で、私が考える四日市の将来ビジョン、四日市の未来を切り拓いていくプランを披露させて頂きました。

 

 政策集である『31万人元気都市宣言!』も皆様に配布させて頂きました。

 

政策集に関しては、後日ブログ等でも丁寧に説明していきます。

 

 今回、発表しました政策集『31万人元気都市宣言!』は、市内全域に赴き「政策報告会」にて多くの皆様に直接ご説明させて頂きます。

 

 「政策報告会」は9月11日(日) 18時~ 楠地区市民センター、19時30分~ 塩浜地区市民センターを皮切りにスタートします。

 

 現段階で確定している「政策報告会」は添付写真の通りです。

 

 

 お近くでの開催の際にはもちろん、それ以外の地区でもどなたでも参加出来ます。

 

一人でも多くの方に、森智広の想いと四日市の未来を切り拓くビジョンやプランをお伝えしたいので、是非お越し下さい! 

 

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